はじめに
こんにちは、3児のママ、たみ子です。
私は第3子を計画的に自宅で出産しました。
病院でのお産に比べてリスクも高いと言われますが、
・なぜ自宅出産を選択したのか?その決め手は?
・自宅出産って費用はどのくらいかかるの?
という質問をよくいただくので、今回は、私が自宅出産を決めた過程をご紹介します。
なぜ自宅出産?決め手は?
里帰りするか、しないか。
第3子の妊娠が発覚したのは2020年の夏。
そう、コロナ禍真っ盛りでした。
一人目、二人目は関東の実家に里帰りして出産した私ですが、
今回は出産の時期に、コロナの感染や社会がどんな状況か読めない中だったので、
安易に「出産だ、里帰りしよう!」とはなりませんでした。
しかも、上の子2人を連れての飛行機移動はしんどい。私は妊婦。
帰りは首も座っていないふにゃふにゃ赤ちゃんも増える。
両親はまだ二人とも働いているので、
帰省した先では保育園など上の子たちを預かってくれる場所がない。
里帰り出産はスパッとあきらめることにしました。
助産院か、クリニックか。
里帰りをあきらめた私は、沖縄県内での出産を決意。
一人目・二人目を助産院で産んだ私は、
今回もできるだけ自然に近いお産を望んでいました。
しかし、ネットで調べても私が住んでいる地域にはお産を扱っている助産院はなく、
クリニックや総合病院から探すことになりました。
親戚のママたちからの情報も得ながら、自宅の近くかつ評判の良いクリニックを選び、
まずは行ってみることにしました。
クリニックか、自宅出産か。
何度かそのクリニックに通い、健診を受けていきましたが、
その傍ら、自然な出産ができる方法を模索し続けました。
なぜなら、クリニックでの出産は「家族の立ち合い不可」。
できることなら、家族みんなで新しい命を迎えたい。
そんな思いを胸にネットで探しているところに、
自宅出産を扱っている助産師さんを発見!
私自身、かねてから朝ドラの影響で(笑)、
「いつか自宅出産してみたい」という思いもあったので、
とてもワクワクしました。
早速コンタクトをとってみることに。
すぐに返事が返ってきて、一度話をしましょうと言ってくれ、
助産師さんが自宅にやってきてくれました。
My助産師というパートナー
車で1時間ほどかけて、助産師さんが自宅にわざわざ来てくれました。
説明を聞くと、助産院でのお産と考え方はほぼ同じ(自然なお産)。
場所が自宅なので、家族の立ち合いももちろんOK。
健診も基本自宅。
血液検査などを含む健診の場合は提携先のクリニックへ。
これらの健診の経過が順調であれば、自宅での出産が可能とのこと。
万が一医療行為が必要な場合は提携しているクリニックや近くの総合病院に搬送する。
そして、いつも同じ助産師さんが、我が家の「My助産師」として伴走してくれる。
これは県外から引っ越してきた私にとってはとても心強い!
・家族が立ち会える
・万が一のときも安心
・自宅出産へのあこがれ
・My助産師というパートナー
この条件がすべてそろっていたことから、一緒に聞いていた夫と、迷わず自宅出産を決意しました。
気になる自宅出産の費用は?
自宅での出産であっても、出産育児一時金として42万円が支給されます。
よって、(お産にかかった全体の費用)-(出産育児一時金42万円)の金額を助産師さんにお支払いします。
実際の請求書は、50万円くらいでした(ぶっちゃけた!)
ですので、8万円ほど足が出ましたが、それを高いと考えるか、安いと考えるかはそれぞれかなと思います。(私の場合、家族と一緒に新しい命を迎えられた感動はプライスレス)
分娩時間によっても請求額は変わってきますが、基本的に42万円は超えるイメージです。
料金設定も助産師さんによると思いますので、はじめの助産師さんの説明をよく聞いて、
多少の覚悟はしておいた方が良いと思います。
細かいことですが、出産後、助産師さんにお支払いする費用のほかに、
定期健診の交通費やおっぱいマッサージ代、
自宅で出すお茶やお菓子(もちろん気持ちですが)など、
多少の出費があるということも添えておきます。
このような経緯で自宅出産を選択した私ですが、
出産後の今、この選択に大変満足しています。
コロナ禍だけど、家族に立ち会ってほしい。
自宅出産してみたいけど迷っている・・という方、
ぜひこのサイトの自宅出産にまつわる記事を読んでみて、
パートナーと一緒に一つの選択肢として考えてみてくださいね。
まとめ
私が自宅出産を選んだ理由は以下です。
・2人子連れの飛行機里帰りがしんどい
・コロナ禍で家族の立ち合いが難しいが、自宅であれば可能
・万が一のときの医療対応も整備
・「My助産師」という心強い子育ての味方ができる
・かねてから自宅出産にあこがれていた
・費用もそれなり
自然なお産を考えている方、家族の立ち合いを希望される方、自宅での出産に興味がある方などの参考になればうれしいです。
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